現在、医薬分業率が70%を超え、患者さんにとって処方箋を介して薬局で投薬を受けることは普遍的となっています。臨床教育の重要性から教育制度は薬学6年制となり薬物治療のプロフェッショナルを社会に送ることが求められています。一方、薬局に関しては医療提供施設として法的な位置づけが成され、医療の一端を担う責任の重い仕事になってきました。薬局における調剤業務内容も時代と共に変化し、単なる「調剤」「投薬」から患者さんのために、より安全で安心な薬物療法を提供する“リスクマネージメントの考え方”が中心になってきています。

今、我々に求められていることは、クスリというモノを介して、患者さんへ「迅速・丁寧に100%満足できるサービスを提供すること」と考えています。

薬歴管理をベースに服薬状況のフォロー、副作用の発現の有無に注意しながら服薬指導を行い、必要があれば処方医へ情報のフィードバック、さらに患者さん個々のQOLに貢献し、本物のかかりつけ薬局、かかりつけ薬剤師として機能し、薬剤師としての喜びを得ることを大きな目標と考えています。
そのために我々は、あたたかいハートを持ち、自分の職業に「自信・誇り・責任」を持つ薬剤師になることを目指します。そのためにも定期的な勉強会・研修会で得た知識をフルに活用できるよう、会社も全面的にバックアップしています。個々の薬剤師一人ひとりの能力が伸びること、伸ばすことが医療、そして社会への貢献に繋がるものと考えています。

株式会社サンファルマ　代表取締役 福井豊登